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小さなアトリエから
2020.06.07
病院へ行ってきました。(そら)

このところ、随分と食が落ちて来ているし

昨日は、ひどくお腹の調子が悪く

お店を休んで様子を見守らないといけないほどだったので

今日、そらを連れてかかりつけの病院へ行ってきました。

 

まずウンチの検査と、色々わかるようにと血液検査をすることに。

 

その血液検査の結果で、そらは貧血がひどく

その原因としては、腫瘍があることが考えられるということで

エコー検査をすることに。

 

エコー検査の結果、肝臓と脾臓のあたりに腫瘍があることがわかりました。

 

生検というのでしょうか、腫瘍の一部を針を刺して取り出すことになったのですが

あいにく腫瘍の位置が心臓の裏の方にあるらしく

針を刺すことができなくて、腫瘍の詳細を知るのは断念。

 

そらは随分前から、心臓に持病がありお薬を飲んでいます。

そのそらが腫瘍を取り除く手術を受けることは

主治医の先生の言葉をお借りすると「命がけの手術」になるのです。

 

ご家族でよくお考えになって、どうするかお決めになって下さい。

先生の言葉が、静かに響きました。

 

正直、彼が東京にいるこの時に、この事実を知りたくなかった。

後、一年経たずに彼は帰ってくるのに。

ずっと、そらには「彼が帰ってくるまで元気でいて、彼が帰ってきてからも

長生きするんだからね」と言い聞かせてきたのに。

神さまは、時に酷なことをなされる。

 

先生の言葉をただ聞き取ることが精一杯で

涙も出る暇もありませんでした。

 

来週の日曜日も、受診です。

現状の食欲不振などを改善するお薬の効果を見るのと

手術にするのかどうかをお返事するのと。

 

しばらく、今まで以上にそら中心の生活になります。

ご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが

どうぞご理解ください。そらは、家族の一員なのです。